kintoneのデータで「自由自在なExcel帳票」を作る裏技！Access連携で実現する柔軟な出力

2025/10/10 17:372025/10/10 17:43

kintoneを導入して日々のデータ管理は劇的に改善したものの、「複雑な帳票出力」で壁にぶつかっていませんか?

特に、以下のような帳票を作成する際、kintoneの標準機能や既存のプラグインでは対応が難しいと感じる方が多いです。

結論からお伝えします。これらの課題は、kintoneのデータとMicrosoft Accessを連携することで完全に解決できます。

今回は、kintoneデータで「自由自在なExcel帳票」を作成する最も強力な方法をご紹介します。

1. なぜ「Access」がkintoneの帳票問題を解決できるのか?

kintoneの最大の強みは「データ入力・共有」ですが、Accessの強みは「データの高度な加工・柔軟な出力」です。この強みを組み合わせることで、kintoneの帳票出力の弱点を補うことができます。

鍵となるのは、Accessが持つ以下の2つの機能です。

kintoneのデータを「Kintone-Accessコネクタ」でAccessに読み込むと、Accessのデータベースとして扱えるようになります。

これにより、Accessのクエリ(問い合わせ)機能を使って、kintoneのデータに対して以下のような高度な加工が自在に行えます。

この集計・加工されたデータこそが、自由自在なExcel帳票の「元」となるわけです。

Accessには、強力なレポート(帳票作成)機能が標準搭載されています。

この機能を使えば、事前にExcelフォーマットに限りなく近い帳票の雛形をAccess内で作成できます。そして、上記のクエリで集計・加工したデータをワンクリックで正確な位置に流し込み、Excelファイルとして出力することができます。

【最大のメリット】

kintoneのデータでありながら、Accessのレポート機能を活用することで、Excel帳票のレイアウトやデザイン、ページ制御に関する制約がなくなります。既存の複雑なExcel帳票フォーマットにも過不足なく対応できるようになります。

Accessの高度な機能を利用するには、kintoneのデータをAccessに「スムーズに」「正確に」連携させる橋渡し役が必要です。それが、私たちが提供する「Kintone-Accessコネクタ」です。

面倒なkintone APIの設定や複雑なプログラミングは不要です。Kintone-Accessコネクタを使えば、直感的な操作でkintoneアプリとAccessを接続し、データをAccessのデータベースとして認識させることができます。

Kintone-Accessコネクタを使って実現できるExcel帳票出力の例をご紹介します。

帳票例	kintoneで抱えていた課題	Access連携でどう解決したか
複雑な請求書	複数アプリの明細を一つに集計できない、レイアウトが固定できない	Accessでデータを結合・集計し、完璧なフォーマットのExcel請求書として出力
月次営業報告書	グラフや表の自由な配置ができず、定型レポートの作成に手間がかかる	kintoneの活動データを集計後、Accessレポート機能でグラフや画像を組み込んだ報告書をExcel出力
納品書・受領書	1レコードから詳細な明細を2種類(納品書と受領書)同時に出力できない	Accessの柔軟な印刷設定を利用し、データ加工後に必要な枚数・種類の帳票を同時にExcel出力

Kintone-Accessコネクタは、kintoneの「データ入力・共有」の強みと、Accessの「データ加工・帳票出力」の強みを掛け合わせ、あなたの業務効率を最大化します。

kintoneのデータを活用して、複雑な集計結果を反映した「自由自在なExcel帳票」を出力したいなら、Kintone-Accessコネクタを利用したAccess連携が最も柔軟で強力なソリューションです。

もう、帳票出力のために時間をかけたり、高価な専門ツールを導入したりする必要はありません。

Kintone-Accessコネクタを利用して、kintoneで蓄積した大切なデータを本当に業務で使える帳票として活かしませんか?

詳細な機能や導入事例は、ぜひ製品サイトをご覧ください。

▼ Kintone-Accessコネクタ製品サイトはこちら